いつも大阪府医師テニス協会をご愛顧下さり有難うございます。主管大会は年々活性化を増しています。特に医師団体戦は大盛り上がり!!真冬のコートに本気印の湯気柱が林立します。皆様、是非ご参加下さいね。
一方、参加者が漸減を続けていた大阪府と京都兵庫間の親睦戦は、会長巻頭言にあるように本年度より発展的にその形態を変えます。“言い出しっぺ”の責任を取って、今年は大阪府が近畿合同親睦戦の幹事をします。現在、要項構想は以下の如くになっています。
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1、
日時は世間が疲弊して施設確保が容易な、五月の黄金週間翌週末。
2、
開催地は大阪京都兵庫から高速道路で1時間程度、
中国道沿い、琵琶湖南端、淡路島北端などを考えています。
3、
土曜前泊大宴会、翌日曜懇親テニス
4、
華美豪奢に走らず、学生合宿の延長線上での親睦を目指します。
5、
施設確保の都合上、エントリー数に制限を設ける予定です。
楽しめる企画にしたいと思います。ご参加表明お待ちしています。
昨年度提示した全日本医師テニス大会の参加費問題の途中経過を報告します。この大会は競技費、懇親会費コミコミで3万円程度の参加料金が長い間設定されてきました。この価格では若い選手には敬遠されます。正確に表現すれば、相手にされません。法外!!論外!!というのが彼らの真っ当な感覚です。解決策、減額策は極めて安易です。競技費と懇親会費を別々に設定して、懇親会に出たい人はその額を追加で負担すれば良いだけです。私は単複混合各々5000円、懇親会費15000円とすれば3種目全部参加して5000×3+15000=30000円という素案を全日本医師テニス協会常任理事会に提出しました。ここでは以下の結論を得ました。
1)
単複混合各3種目個別価格分割は難しい側面もあるが、競技費自体と懇親 会費は分離する方が望ましい。
2)
しかしながら価格を決定するのは全日本医師テニス協会ではなく、
該当年度の主管府県医師テニス協会である。
3)
従って全日本医師デニス協会としては“出来るだけ質素倹約を
旨とする・・・”というガイドラインを示す程度の行動しか取れない。
実質は該当年度主管府県医師テニス協会が先例を踏襲し続けた結果、この3万円参加費が延々と続いて来たと私は思っています
常任理事会に引き続いて行われた全体理事会では懇親会コミコミ価格現状維持擁護の発言もありました。曰く、伝統は守られるべきである。曰く、懇親会あっての全日本医師テニス大会である・・・・・。
このコミコミ価格維持派理事の先生に問いたい数字がありあます。36分の13です。分母が36で分子が13です.分母の36は本年度単複オープンクラスの出場者数です。分子の13は36人の内、懇親会場内で私が出席を確認出来た選手の数です。即ち36人の内、懇親会に居なかったと推測される選手は23人。出席概数が13人で欠席概数が23人。比率にすれば概算出席率30%・欠席率70%!!!将来の日本医師テニス協会を背負って立つ人材が潜む可能性のあるオープンクラスでの数字です。急用が発生した人を除いても、少なくとも半数以上は最初から懇親会出席の意思は無かったと思われます。時代は移って懇親会の意義も変化した様子です。
もっともっと大きな問題も含まれます。全員支払い方式懇親会では出席者は欠席者のお金も使って飲み食いする訳ですね。最初から欠席予定の人のお金も使って飲み食いするのは控え目に言って良心の呵責を感じます。数の論理からすれば“非合法的”と表現できるかも知れません。少なくとも制度自体が現実に則していないことは明らかです。ここでは“若い人にもドンドン全日本医師テニス大会に出て貰うためにはどうすべきか???”を最大の論点としています。新規参入が少ないと組織は衰退しますよね。米国新大統領に倣って“変化、変革”は是非必要だと思われます。
一昨年、本会報で問題に取り上げた“西医体問題”は私の中では奇妙な結論に収束しました。マナーやルールの側面もありますが、個人的に最大の問題と感じたのは“学生さん達の時間の使い方”です。応援や遅延行為で浪費する時間があるくらいなら、寸暇を惜しんで自分達のためにテニス競技そのものをやってはいかが???というのが論旨でした。その後、学生さん達内部の合意でマナーやルールはかなり前進したと聞きました。しかし応援、遅延行為による時間浪費は軽度の改善に止まっているようです。“何故、学生さんは全般にテニスに関する時間感覚が薄いのだろう????”と掘り下げて考えていると、 非常にクダラない、ショーモない事に気づきました。
例外はありますが普段、学生さん達は大学敷地内などの使用料賃料無料!!の施設を使用していたのです。いくら占有しても無料!!の場合が多いのです。これじゃ時間感覚が生まれにくいのは道理ですね。それに引き換え社会人達はやっと捻出した余暇の範囲内で、単位時間当たり相当額を払ってテニスを楽しむ場合が多いのです。こちらには確かに厳密な時間感覚が発生します。我が身を振り返っても良し悪しは別にして、“学生の頃は何も考えずにテニス出来てたな・・・・・”と思いました。さてさて困った結論になりました。建設的な解決策は遠ざかります。立ち位置が根本的に異なり、最終的に相容れない宗教論争のような暗い気持ちになりました。しかし、テニスの上達には自分で少しでも多くの球を打って、自分で試合に出て、修羅場を経験していくしかないと後輩達には訴え続けたいと思います。
学生さんも若い時間は長くは続きませんよ!!!
“少年老い易く、ガクガク成り易し・・・????”
個人的な結論と同様に、締まらないシメにしておきます。
大阪府医師テニス協会は桜が散る前に団体戦、シングル大会、ダブルス大会を立て続けに開催します。春からの本格テニスシーズンには皆様個々人の設定した土俵でフルに戦って頂けるように、冬場の地固め足慣らしとして活用して頂ければ幸いです。
事務局 原 文雄(豊中市 原医院)
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